地域性を感じさせる音楽とは。

地域というか出身地というか。

先日こんなこと書いて、なんか速攻矛盾しそうなこと言ってますが、笑

dieaftertomorrow.hatenablog.com

 

18年田舎で育って、そっから東京にきてる身として、

漠然と「あーこれは幼い頃からの染み込みがないと出てこないわ...」と妄想する曲がたまにあって、例えばこれ。


米津玄師 MV「海の幽霊」Spirits of the Sea

 

(映像をあてこむタイミングがうまくてことさら感じるのかもしれんけど)

実際に自分が海に入った時の、波のうねりとか、体全体で感じる大きなゆらぎ的感覚を思いだすほどにはスゲー音色だなと思ってて、

これはどんな天才的都会人であっても「海に行ってリフレッシュ! うえーい!!」的に海を体感しても絶対に出てこなさそうな類だと思ってる。

 

あと、それは自分が18年ど田舎で生まれ育って、中学入るまでの12年間はほぼ毎年親戚同士でお盆時期に海へ出かけて行ってた時の体感こみの(勝手な)「共感」も大きい気がする。

「地方生まれの人が作る自然イメージ」に共感しやすいのやも。

 

 

それでいったら、ずっと好きな人たちとして「サカナクション」がいるけど、勝手な共感としては近しい感じがする。皆さん雪国で生まれ育って、東京に主軸うつして活躍されてるけど、曲聞くたびに「これは南国育ちじゃ出てこない音色だろうな」といつも感じてしまう。

どんなに明るめな曲調だったとしても、「外に開放」するというより「内に潜る」イメージがあって、そこに(勝手に)雪国育ち感を感じてる。

 

 

書いてみたら、妄想に近い「共感」の話だったかもしれないけど、四季が細やかな国としてなんかまとまった話があったら見てみたいもんである。