この年末年始になると地元に帰省するタイミングで特番を録画しようと思い、容量の関係から録画してたものの中から何を削除しようかと一覧をザッと見返します。
その中で題名を見かけた時に「あーこれは消せないな。」というのがいくつかあるんですが、これもそのひとつ。
これも後で見返そうかと思うので、仕切り線を用意しとく。
原作者自身が治安が悪い街でエンストしてしまった時、車に近づく見知らぬ男2人に怖がりながらも、その男たちが快く修理してくれて、何も言わずに（見返りも求めず）去っていったという実体験を元に、想像した作品らしい。
映画のラストだけはそういう形にしてよかったのかと思いつつ、それを帳消しにするほどのものがある。ボランティア精神云々ではなく、「シンプルで一見簡単だけどものすごく難しいこと」を子供らしい純粋さで実行していくさまに、フィクションとわかりながらもズシリと残るものがある。
これは消せないです。
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