日本語の視覚的情報圧縮度って高いんだなと再認識。

Audibleで三体を聴き読みしてみたんだけど、今までの読書がいかに無意識で取捨選択しながら読んでたのか思い知る。

声の演技を入れてくれることで、文とセリフが分かれてるのはわかりやすいんだけど、自分が注力して読みたいシーンかどうかがわかりにくく、何回も巻き戻したりした。

読書では、日本語(ひらカタ漢字)とデザインで、全体と部分の流れとバランスを無意識に取り込み、自分にとって効率よく読むことができてるんだなと。

今まで読めてないのを流し聞きするのは良いなと思うけど、一長一短は当然あった。

 

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長編SF関連をもっと楽しんでみたい自分にとっては、このコミカライズはすごく記憶に残ってる。

shogakukan-comic.jp

SFに至っては、しっかり詳細に読み込むというより、事実・仮定・想像をつなげる設定の面白さ(SFアハ体験)をたくさん見たい、という欲求が勝る。ので、絵でもわかりやすいマンガはすごく良かった。

「映像化すんなら気合い入れろよ」派の自分でも、こっちの流れはバンバンやって欲しい気持ちもあったりして不思議。いやマンガ化も気合い入れて納得してもらえればそれでいいんだけど。

 

あと、(自分の発想力には自信がないのでなんともだけど)すっごく極論でありながらなんとなくわかる部分あるなと思った切り抜き貼る。「脳の柔軟体操のためのおもしろSF」てのはある気がする。コミカライズと学校図書館コーナー作成を併せてやってもらいたい笑。


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