音楽ものは映画館で観るべき。

 

 


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たいへん良かった。音や音楽は当然良かったし、ストーリー上で海外に行くまでの日本での活動がギュッとまとまっていて、初見の人でも問題なく楽しめる気がする。

「BLUE」という単語が題名に入る作品は、うざっためな人からは「青臭い」と言われるような要素を、臆することなく盛り込んでくれているから、らしさ全開でいい。

 

唯一気になるのが(他のいろんなところでも書かれてるかもだが)、盛り上がりどころの演奏中でのキャラ3Dモデリング。グリグリっと視点も動く絵面を作りたくて、必然的に3Dをやろうと思ったかと邪推するけど、(派手な演出や効果をふんだんに入れてる演奏中だからこそ)モデリングだけ悪目立ちしてしまって、途中からは「またあの造形がくるのか... 」と、とても気になってしまっていた自分がいる。

よくネタになる「作画崩壊」も、日頃笑ってみてる側だが、今回は久方ぶりに気になった。「お金と時間をどんな配分で使うか」って作品でも大変だなと痛感した。