ただただ「ワクワクする」といったらあの人だったな

今日は遅めながらも起きられて、12時過ぎに準備完了して出かけ、電車内のスマホで速報ニュースにて訃報を知った。

小さい頃からマンガからゲームから親しみ過ぎてて、流れてくるニュース見てもまだふわっとしてるんだけど、いろんな記事やら動画やら見る中で実感湧くんだろうか。

 

友達もなく周りに何もなく暇すぎて苦しんだ小学校低学年からゆるっと救ってくれたのは、映画とマンガとゲームで、その中にもあの人のものは確実にあった。ドラゴンボールはZまで全巻あったし、あえて自分の中の一番のRPGあげるとしたらクロノ・トリガーだったし、なんとなくFFよりもドラクエ派だった大きな理由はあの人だった。ゲームのパッケージだけで無性にワクワクしたのは、あの人のキャラが一番だったと思う。

いやーほんとに助けられた。

 

まだまだふわっとしてるので、時間経過を見てみようと思う。

マスクしてると大学生?

今の状況からすると、これは喜べばいいのか悲しめばいいのかわからない件。笑

別々の卒展会場にて、大学4年・院2年の人に、それぞれ挨拶的会話を二言三言交わした後に「学生さんですか?」と聞かれた。こちらはガッツリおっさんである。

マスクしていたので、「年齢は顔の下半分に出るのか〜」と思いつつ

・たしかに服装は学生時から変わっていない(全身ユニクロとナイキがほぼ)

・声色が変わった意識もない(近しい人からすると変わったのか?)

・髪型もほぼ変わってない

・喋り方もほぼ変わってない気がする

こうなると、たしかに目元さえ変わらなければ、大学生に見えるか?

「なんか苦学生みたいだよな」と率直に言っていた大学時友人の一言を思い出す。なんか今の俺にもピッタリである。苦笑

凄みと好きと時間軸と。

「SBI ART AUCTION TOKYO 2024」のカタログが届いてたやつをパラパラ見た。

www.sbiartauction.co.jp


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ふと「この作品群が、美大生の作品内に紛れてると仮定したら、自分はしっかりと足を止めて撮るだろうか?」と思って、パラパラと眺めて見たけど、さすがに違うという凄みを感じられた。感じられて良かった。

(他に見ない独特さ、造形レベル、多々細々あるけど、既に誰かに強く認められて大きな値段を設定されて買われているだけの何か、を漠然とでも感じられて良かった)

俺は好きなポイントに、仰々しさや技術レベル的なものが第一義にくる性質ではない気がするけど、それでも尚、「長時間の所有に耐えうる何か」は大事だと思うし、そのカケラを少しづつ嗅ぎ分けられるようになっていたらいいな、とも思う。

それに美大生なんてまさにこれからなんだから、その時点での凄み、というのも真摯に感じられたらなと思う。

 

あと、見る側の体感としてなんとなく、私服を気にしだした大学1・2年時を思い出してる。自分の好きかどうかももちろんありつつ、例えば「ハイブランドってどんなもんだろう?どんな違いがあるのか?欲しくなるのか?」みたいなことを、ただただ大量に眺めたり触ったり着てみたりしつつ「なるほどな〜」と体感する感じ。

あと、それぞれの特性と立ち位置的良さを間違えないようにもしたい。ユニクロの良さ・ハイブランドの良さ・百均の良さ・ラグジュアリーの良さはそれぞれある。百均商品をラグジュアリー的に扱うのも違うし、逆も然り。

アートは、点数も少なめのそれぞれ1点もの、としたら、必然的に百均的な立ち位置はほぼなく、皆がそれぞれのハイエンド的何かを目指すことになるんだろうけど、それでも。

 

(単純に商品で、「ハイブランド」全般の良さは体感できるんだけど、「ラグジュアリー」までいくと途端に遠く感じてしまうので、ラグジュアリーの良さを俺にわかる形で教えてくれるチャンネルがあったらガッツリ見たい)

目的美。

音楽系をメモってて、映像内でナルシスト感を強く感じてしまうと途端に萎える現象がなんだろうとずっと思ってる。

というか、表舞台に立つ人にとって「承認欲求」はだいぶ大きな要素だろうから、ナルシスト的要素なんて持ってて当然なんだけど、どこら辺の度合いが問題なんだろうなと。

 

全く違う表舞台だけど、ナルシスト要素が少なく熱くなる「スポーツ」を思うと、『目的美』なるものが強くあるなとよく思う。(なんとなく、男側がそっちに反応しやすい人多数なんだろうなとも)

 

わざわざ大観衆に見てもらえる場で「(かっこいいのはわかってるから)チヤホヤしてほしいより前に吐き出すもんがあるんじゃなかろうか...」と感じるのは、立ちたい気がおきない一般ピーポーだからだろうか。

映像で佇まいを見せれるって大事。

録画して見忘れてたのを今日見た。

『2024年コレがバズるぞ!BEST10』(と、軽く紹介されてた上位30)から、好みで抜粋。(ランキング全部をメモってるページもメモしとく。でも、テレビで紹介されてた曲と違ったりしてるけど)

stream-calendar.com

 

29 w.o.d.


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22 PEOPLE 1

(今更なので割愛)

 

20 なとり

(散々聞こえてた曲だったので割愛)

 

13 Kroi

(今更なので割愛)

 

 

4位:TOMOO


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(この人がいいのはもうわかってるんだけど、やっぱ直近でメモってた曲・MVの音の厚さがより気に入ってて、その曲のサウンドプロデュースしてるらしい下記の人も、凄腕かつ相性いいんだろうなと思う)

www.ryokonishi.com

 

2位:ブランデー戦記


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(似てるとかじゃなく好きだからあえて名前書いとくけど、GLIM SPANKYとか、かわいいとかじゃねえんだよっていう歌声演奏となげやりなのに艶っぽさがあるムードが思い出された。皆さんの、フルスイングされたホームラン球を外野席で受け取りたいもんです)

 

1位:サバシスター


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(フロントマンが大事っていうけど、それが特にわかる。曲もらしさがあって良いのはもちろん、学生があけすけ感まんさいで出てきました的雰囲気が微笑ましい。「表舞台で楽しくしててほしいな」と思わせるのも、すごい能力)

終わりかたは、マジで気をつけるべき。

大事な社名でもロゴでも「そこは消せよ!」という話。

 

(経緯)

ゲーム紹介番組を見る

→有名ロールプレイングゲーム紹介(作者・ディレクター・声優など収録登壇)

→「結構ネタバレだよね?」レベルで、ゲームの流れや肝の紹介

→ゲームラスト、特殊な終わらせ方をするとこまで見せる(自分でセーブデータ削除、エンディングロールに流れる関係者名をシューティングゲーム形式で消していく、など)。

→なぜそういうストーリー・ラストにしたのか作者の気持ち表明

→締め挨拶後、番組製作者・関係者の名前を出してるとこで、ゲーム風にその名前を消す演出

→最後、社名だけ「バリアをかけて弾幕防ぐ」、番組終了

 

いや、わざわざゲームによせる演出までして見せて、そこで自社名だけ最後まで消さずに残して1~2秒多く見せたところで意味あんのか?と、細かすぎるところが気になりすぎて書いた。散々ストーリーの肝を話させて、ゲーム内では当然のように会社名まで消してあった流れを見た上で、番組最後に自社名だけ残すとか、まともに話聞いてんのか?と。だったらゲームによせる演出してんじゃねえ、とまで感じた。

 

近しい人におすすめゲームとして聞いてたタイトル(だけど続きものの後作だし、手をつけれてない。。)だったから、「は〜たしかにコレはすごいゲームだわ」と感心してた流れもあったので、余計にひっかかった。

 

安易によせない、よせるなら流れにのせきる。大事なことだと視聴者として痛感した。

「剥き出しの精神」に向き合うことについて。

(メインとして)漫画家が漫画家の立場からやってるチャンネルとして、たしかに今この話について向き合うだろうなと思ったし、3時間長だが全部見てしまった。内容全部を咀嚼できたわけではないかもだが、いろんなコンテンツを楽しむ者としても応援したい者としても、感じるものがあったので見れて良かった。


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マンガとか漫画家について考える時に、ふと流れてきて見た、ある切り抜きを思い出す。

ギリギリの環境と競争でできた(できてきてしまった)文化なのは確かだと思うので、このギリギリさを皆感じながら向き合う必要があると思う。


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