凄みと好きと時間軸と。

「SBI ART AUCTION TOKYO 2024」のカタログが届いてたやつをパラパラ見た。

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ふと「この作品群が、美大生の作品内に紛れてると仮定したら、自分はしっかりと足を止めて撮るだろうか?」と思って、パラパラと眺めて見たけど、さすがに違うという凄みを感じられた。感じられて良かった。

(他に見ない独特さ、造形レベル、多々細々あるけど、既に誰かに強く認められて大きな値段を設定されて買われているだけの何か、を漠然とでも感じられて良かった)

俺は好きなポイントに、仰々しさや技術レベル的なものが第一義にくる性質ではない気がするけど、それでも尚、「長時間の所有に耐えうる何か」は大事だと思うし、そのカケラを少しづつ嗅ぎ分けられるようになっていたらいいな、とも思う。

それに美大生なんてまさにこれからなんだから、その時点での凄み、というのも真摯に感じられたらなと思う。

 

あと、見る側の体感としてなんとなく、私服を気にしだした大学1・2年時を思い出してる。自分の好きかどうかももちろんありつつ、例えば「ハイブランドってどんなもんだろう?どんな違いがあるのか?欲しくなるのか?」みたいなことを、ただただ大量に眺めたり触ったり着てみたりしつつ「なるほどな〜」と体感する感じ。

あと、それぞれの特性と立ち位置的良さを間違えないようにもしたい。ユニクロの良さ・ハイブランドの良さ・百均の良さ・ラグジュアリーの良さはそれぞれある。百均商品をラグジュアリー的に扱うのも違うし、逆も然り。

アートは、点数も少なめのそれぞれ1点もの、としたら、必然的に百均的な立ち位置はほぼなく、皆がそれぞれのハイエンド的何かを目指すことになるんだろうけど、それでも。

 

(単純に商品で、「ハイブランド」全般の良さは体感できるんだけど、「ラグジュアリー」までいくと途端に遠く感じてしまうので、ラグジュアリーの良さを俺にわかる形で教えてくれるチャンネルがあったらガッツリ見たい)