ずっと前(大学生の頃かな)に見て、内心ざわついた映画。
とても素晴らしい映画です。
この動画のコメント欄にもありましたが、自分も予告編のメッセージは作品に即していないと思っています。 丸々全部見たら、そんな言葉になるか?と疑問が残ります。
あと、他の人はどんな感想抱くんだろうと検索したことがあり、「社会に馴染もうともしない頭でっかちのこじらせた大学生が、大自然に裸一貫ひとりで向かおうとするくせに、文明の利器に結局頼りながらも自分をケアする方法すら知らず死んでいく。」みたいなことを書いてた人がいましたが、それもそうかもしれないけどそんな書き方できてしまうなんて極度に物質的な人だなと感じた記憶がある。
僕は彼のように秀才でもなくある種の行動力もないけど、ざわついただけの何かしら近しい感覚を持ってしまっているんだろうなと。(持ってしまっている、が正しい気がする。そんな人が一定数いるんだろうなとも。)
ずっと前ふいに言われたのに覚えてるのが、「なんかスナフキンっぽいよね。」という言葉でした。
いや、モノは人並みに好きだし、特徴的な言葉使いもしてなかったと思うし、見た目も似てたか?と思ったんだけど、その人はなんとなくそう思ったみたい。
なんかざわつく部分に関係してそうな気がして、思いだした。
こんな行動に出て、実際の言葉を残してる、という事実だけでどっか片隅が苦しくなる。
僕は今見ると気持ちの上下が大きくなりすぎる気がするので、もう少し、生きることの諸々を半歩ぐらい乗り越えられたと自分で実感した時に改めて見たいと思う。
彼が日記の後半に記した実際の言葉だそうです。
Happiness only real when shared.
幸福が現実となるのは、それを誰かと分かちあったときだ。