一般的に「弱い」とされる性質を略語にする際は気をつけましょう。

(昨日書いた内容もですが、何の気無しに見た動画に触発され、無駄に「脳内センチメンタルジャーニー」に出てしまうタイミングがあって、ちょっと困る体質だと思っております。)

 

昨日起きてからPC向かう時に、ためていた「世界はほしいモノにあふれてる」をTVで流してた。


[世界はほしいモノにあふれてる] 2年半の感謝をこめて | NHK

再放送なり既に撮ってたものなりの流れなのか、この爽やかなほぼタメのお兄さんはまだ画面で見れていて、不思議な感じだった。

 

これだけ綺麗に笑っていた人でも、すぐいなくなってしまうだけの波があるんだということを自分も肝に命じていこうと刻み込むと同時に、「もっとわめきちらすぐらいに周りに迷惑をかけられる人だったら、まだいられたんだろうか。。」と感じてしまう。

あまりに綺麗でストイックすぎたよっていう。

 

 

元気になろうとしている最中で、波があるたびに「やべーメンヘラかよ。。」と自分にツッコんでしまうんですが、

そもそも、自分からもふっと出てくるこの「メンヘラ」という言葉に苦しさを感じた人がどれだけいたのか。

 

改めて検索してみると、「波がある」ということ以外に「重い・面倒な人」という意味合いが乗っかってきた流れのようで、経緯とかそもそもの発生場所を見ると、そんな使い方になるよなとって感じ。

 

たしかに大学生の頃とか、あまりに弱音ばっかりすぎて面倒な人とかもいて、そういう時に「メンヘラかよ」というツッコミと共に、周りにいた自分も「こうあっちゃいけないな」とか思ったもんですが。

でも、弱音100出しちゃう人の周りで、弱音10出すのも悩むやつがそれすら押さえ込むようになっていったのが、きっとたくさんあったんだろうなと思う。

 

「ツッコむ・イジる・なじる」ための略語があまりに一般化すると、「そうあってはいけない」と苦しむやつが多発してしまう、予想。

 

「この綺麗なお兄さんの弱音だったらいくらでも聞きたかったな」と、いつも手遅れになってから感じてしまうものだから、

手遅れにならないように生活していきたいもんです。